2009年3月25日水曜日

退院してから

2月16日の医師の面談での説明は、余命1ヶ月から1ヶ月半とのこと。
本人は、聞きたくないということで、席をはずしての話でした。

2月23日に役場に行き介護認定申請を行い、申請を行えばとりあえず介護用ベッドが使用可になるということで、ベッドも申請。ベッドの背もたれが上がると腹部の痛みが和らぐということだったので、何よりもまず介護用ベッドの確保が必要でした。

入院中は、腹部の痛みを訴えていたが、自宅にもどってからは痛みより吐き気のほうが強く、往診の先生には、吐き気止めの薬を継続的に皮下注射で注入できるシリンジェクターを設置。なかなか吐き気を抑えることができず、薬の調整のためほとんど毎日往診に来てもらっている状況でした。

退院後、2週間くらいまでは、自力で歩行できましたが、その後徐々に力が入らなくなり、ポータブルトイレも使用できなくなり、ここ1週間では寝たきりです。

医者からは、3月7日の時点で、1週間以内になくなる可能性もありますと言われ、その次の週には、あと日単位で考えておいてくださいと言われ、いつその日がくるのかと毎日毎日そのことで頭がいっぱいです。
H21.2.13



1月下旬 今まで使用してきた抗がん剤が効かなくなってきたので、別の抗がん剤に変えるために2月10日入院しました。

体調の検査をしてみると、胆管ががん組織で押されて胆汁が排出されなくなっている。
抗がん剤は、肝臓で分解され、胆汁とともに排出されるので、今の状態では新しい抗がん剤が使用できない。
 胆汁を排出することも検討しているが、内視鏡でステントを挿入することについて、成功確率は三割程度。さらに、そこまでしてもがん細胞の広がり具合からみて、延命効果はわずかしかない。むしろ何もしないほうが本人の苦痛が少ない。
2月12日のCT検査の結果をみて、上記の可能性について再度検討するが、結果は期待できないだろう。(2月16日午後4時 医師の説明あり)

痛みがでてきているので、今後は、痛みを緩和していく対症療法が中心となる。
がんセンターに通院するより、近くの病院に通院、または訪問看護に切り替えたほうが楽なのではないか。→方針が決まれば、病院の紹介をしてくれる。

余命は、1から1ヶ月半くらいなので、休みを取るならこの期間に取ったほうが良いとのアドバイスもありました。

2009年3月3日火曜日

2月10日から21日まで入院

3番目の抗ガン剤使用に向けて検査入院のはずでしたが・・・・。
結果としては、胆管がガン細胞で押しつぶされ抗ガン剤が分解排泄できないので、抗ガン剤は使用できない。胆管にステントをいれることも考えられるが、ガン細胞の蔓延と腹水のたまり具合を考えるとよけいなことはしないほうがよいとの結論でした。

あとは、痛みを取り除く処方だけなので、近くの病院に転院または往診してくれる病院に移りますかということなので、なるべく自宅にいられる方法ということで、往診+訪問看護の選択をしました。

ベッドで背もたれをややあげないと痛みで寝れないということだったので、介護用ベッドの手配を早急にすることになり、役場に相談にいったり、介護認定の調査をしてもらったりとあわただしく2月下旬が過ぎました。

平成20年9月から平成21年1月まで

ちょっと飛びますが、人工肛門設置後、定期的に抗ガン剤治療が続けられほっとしていたところ・・・。
1月下旬のCTで再びガンが動き出し、抗ガン剤を切り替えるよう2月上旬入院して検査を行うことになりました。

人工肛門設置後食事ができるようになりました。

人工肛門設置後食事ができるようになりました。
とにかく、口からまた食事ができるようになったことでほっとしています。

9月16日人工肛門手術

9月16日に人工肛門をつくりました。開腹して作る場所を決めるということでしたが、左上に1回でよけいな傷をつけずにつくれました。

2008年9月12日金曜日

人工肛門へ

9月11日外科の先生の説明がありました。
このとき見せてくれたレントゲン写真ですが、直腸とS字結腸のあいだが本当に細く糸のようになっていました。
基本的にS字結腸の前に人工肛門がつくれるのではないかということでしたが、上行結腸のほうにもやや狭窄がみられるので、開腹したときの状況で一番いいところにつくりますとのことでした。小腸の様子もみて小腸の癒着とかあった場合には、バイパス手術もするとのことでした。

本人は、オストメイトのビデオを見せられちょっとショックだったようでうすが、入院当初より元気な感じがしています。ちょっと前まではおなかが痛くて食欲どころではなかったのですが、さすがにおなかがすいたと言ってました。